歯周病は成人期に急増し、歯を支える歯肉や骨の病気です。
自覚症状のないまま進行し歯を失う原因となる疾患で、生活習慣病の一つとしても挙げられています。
成人歯科健康診査では、この歯周病の早期発見を目的に、20歳・30歳・40歳以上の方を対象に行われます。
健診項目
① 歯の診査 | う蝕の有無など、歯の状態を診査 |
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② 歯肉の検査 | 歯肉の状態について、細かな項目を診査 |
③ 口腔軟組織の診査 | 上下の顎の粘膜、舌などの異常を診査 |
④ 歯列・咬合の診査 | 歯周病のリスクファクターである歯並び、かみ合わせを診査 |
⑤ 歯槽堤の診査 | 義歯の機能に関係する顎堤を細かく診査 |
⑥ 義歯の診査 | 破損の有無やかみ合わせの不具合を診査 |
⑦ 清掃状態の診査 | 予防の基本であるお口のよごれ具合を診査 |
⑧ 総合判定 | 総合判定と必要となるケアについてお知らせします |
節目健診項目
① 歯周組織の診査 | (歯周ポケット診査)個々の歯の歯肉の炎症と骨の破壊度について、細かく診査 |
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② CPIテスト | 歯周組織の状況について、専用プローブを用いて地域歯周疾患指数を測定する |
③ RDテスト | う蝕発生菌数の検査:虫歯リスク度を判定 |
- ※ ②、③は唾液を用いた簡易テストです。
- ※ 節目健診は、今年20、30、40、45、50、55、60、65、70歳になられる方が対象です。